デイアクティビティーセンターはろはろで障がい者の方への職業指導員として勤務されている金子さん。
福祉系の大学に通い、卒業後は福祉の業界には入らず一般職種で就職しようか考えていた時、知的障がい者の方の授産施設に実習へ行きました。そこでは職員と利用者さんとで一緒になってやりがいのある仕事をしているんだなと感じ、実習後からボランティアをさせてもらいました。そこの施設長の勧めが、障がい者支援の仕事を始めるきっかけになります。

利用者さんの喜びが自分の喜びに

前施設で知的障がいの支援を10年勤め、愛宕福祉会に入職してからは精神障がいを担当していますが、最初は利用者さんとの接し方に戸惑いました。障がい支援といっても知的障がいと精神障がいでは全く別な障がいです。
精神障がいをお持ちの方はその日その日によって波があるけど、見た目もしっかりした大人の方です。その人が求めている声かけができなかった時はすごく後悔が残ります。
利用者さんへの接し方で迷ったり、行動・状態などは朝礼で前日の様子をスタッフ間で情報共有したり、対応に困った時は他の職員さんにリカバリーしてもらいながら連携をとって仕事しています。
利用者さんが苦手だったことができるようになったり、この仕事が楽しいと言ってくれると自分も嬉しいです。また、業者さんから発注を受けた仕事を利用者さんみんなで協力して納期までに仕上げられた時に、全員で達成感を共有できます。この瞬間に一番のやりがいを感じます。

障がい分野の存在を多くの方に知ってほしい

愛宕福祉会は高齢、介護のイメージがあるので障がいの分野もあることをたくさんの人に知って欲しいです。1つの法人の中でこれだけの事業所を展開しているのも珍しく、利用者さんに合ったサービスを提供しやすいので障がいの分野も知っていて欲しいです。
これから障がい者の方の高齢化が深刻な問題となる時が来ても愛宕福祉会ならそのようなサービスも展開できるんではないかと思います。

福祉業界で働きたいと思っている人へのメッセージ

どんな仕事でも必ず壁に当たります。福祉の仕事はチームで行うので周りの職員、上司に相談して連携すれば必ず壁を乗り越えることができます。
乗り越えた先には絶対に自分にプラスになることがあるので、小さい壁くらいぶち壊すくらいの勢いでこの現場に入ってきて欲しいです。
上司の方も話をよく聞いてくれ、意見も言いやすく反映されるので、やりがいにもつながり、オープンな雰囲気なので一人で抱え込むことなく仕事ができる環境です。
障がい者というと今でも偏見を持たれがちですが、偏見は自分自身が作り出しているだけなことに気付くくらい、利用者さんたちとの関わりで自分も学ぶことは多いです。見て、体験して、感じてみることで大きな変化が生まれる現場です。