ユニット型特別養護老人ホーム燕愛宕の園でユニットリーダー、フロアリーダーを勤める金子さん。
利用者さんの生活支援全般や、職員のマネジメント・教育業務しています。

介護業界に入るきっかけ

介護の業界に入るキッカケは幼い頃からひいおばあちゃん子で、物心つく頃には認知症を発症していたひいおばあちゃんがデイサービスやショートステイの施設に通っていたのでよく会いに行っていました。自分が高校生の時にひいおばあちゃんが亡くなり、お年寄りや認知症の方の最後に寄り添う仕事に携わりたいと介護の仕事を目指すようになります。

先輩からの一言に助けられた

介護の仕事をしていて一番記憶に残っているのは入職2年目で自分が企画運営をしたユニットの利用者さん向けの忘年会。ご利用者さんやご家族に喜んでもらおうと企画した忘年会は、計画の段階ではミスもなく、準備もスムーズに進んでいました。しかし、いざ当日になってみると色々なミスが続き、職員もご利用者さんも予想していない動きでバタバタしているうちに頭が真っ白になってしまいました。
もうパニックになってしまって頭が真っ白でどうしたらいいのか、わからなくなっていた時、隣のユニットリーダーさんが「今、どうなっているの?どういう状況?」と声をかけくれました。現状を順を追って話すと「じゃあ、1回深呼吸しようか。」とアドバイスをもらい、言葉通り深呼吸してみると落ち着きを取り戻し、持ち場に戻ることができました。
そこで大丈夫ですって意地をはらないで相談して良かったです。大変な状況の中、一人では解決できないことはしっかりと相談に乗ってもらい、的確なアドバイスをくださる先輩職員に助けられ、他のスタッフとも連携がさらにうまくいくようになりました。
予定と実施は違うということをその経験から学び、普段の業務でも計画にはゆとりを持つこと、何かあったらすぐにスタッフ間で情報を共有することをさらに心がけるようになりました。

福祉業界で働きたいと思っている人へのメッセージ

日々の業務の中でご入居者さんはご病気で日常生活を送るのが困難な方々が多い中で、どうやったらその人らしい生活が送れるようにフォローすることができるのか考え、実施するのは本当に大変です。しかし感謝の気持ちや反応が直接自分に届くのは素直に嬉しいなと思います。
利用者さんがここでお亡くなりになられたときに、ご家族の方から「この施設でよかった。金子さんに担当してもらえてよかったです」と言われると涙がこみ上げ、言葉にならないほどの感動があります。
たくさんの出来事がある中で、ご入居者さんがここで最後を迎えたいなと思ってもらえるような施設を一緒に作っていける仲間が来ていただけたら嬉しいです。