巻愛宕の園日記
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巻愛宕の園日記

~心からの笑顔が見たくてがんばる。私たちの取り組みと挑戦~

2013.04.13

住宅型有料老人ホーム巻愛宕の園の佐藤です

最近の「巻愛宕の園」のイベントや行事のお知らせを致します
紹介しきれないくらいの盛り沢山ですので一部をアップ致します
この間、入居者の皆様と一緒にカニを食べに行きました

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038カニにビール1杯
もう最高の気分でした

















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この御馳走に「食べれないなぁ~」と思いきや完食致しました
景色も良くとても楽しかったです


その後は昼食のイベントもありました。
ソバ打ち&揚げたて天ぷらを目の前で調理をする職員さん達が
実演して下さりこれまた絶品でした。
(あまりに美味しく胃が・・・・)食べ過ぎました
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本当にいつも美味しい食事を作って下さり感謝致しております



もうすぐ桜が巻方面も満開?になります。
水槽の中は桜が・・・・
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入居者の方々もビックリです
桜の中を魚達が泳いでいます




~入居の方のメッセージ~
「花見」
漸く新潟地方にも暖かい本格的な春が訪れたようだ。
朝目が覚めてもなんとなく寝不足のようなはっきりしない気分だ
春眠暁を覚えずと云った所かも知れん
花見に行こうと職員の方に誘われたのがそんな時だ
場所と飲み物や弁当は職員さんにおまかせである。満足で充分に
期待していいと思う。
京都や熊本、それに上野の桜がこぼれんばかりに咲き誇る景観を
テレビで映していた。その花の下に花などと吹く風とばかり
酒で日頃のうっぷんを晴らして居る人や、声をからしてカラオケに
興ずる人など、しみじみと平和な春である。
私共入居者もこぞって人生の賞味期限の切れないうちに
爛漫と咲き誇る花の姿を心に残して
何処かの土産話にしたいものです。
西行の句に「願はくば花のもとにて春死なん その如月の望月の頃」
あやかりたい あやかりたい  年寄りの戯言か・・・
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桜の咲く頃になると想い出す事がある。
未だ元気に働いて居た頃だ。
休みに何気なくテレビを見ていたら各地の桜だよりが報じられていた。

その中で三春の滝ざくらが見事に満開の様子が紹介され枝垂れ桜で樹齢
800年とか。色は薄いと云うか淡いピンクで、花の重みで枝が垂れ下がって
流石名前の通り滝の様に花を付けている。地図で三春をさがす。

有名な桜なのであろう。滝ざくらとのっていた。翌日妻を誘って見に行く事に
決めたのである。磐越道を走ると郡山止りだ。未だいわき迄継っていない頃だ。
下道を三春迄。あと滝ざくらを聞きながらようやく到着。

今では評判になって道案内が表示されているが、その頃はあまり
知られていなかったのであろう。田園の少し高い土手の様な所に
一本だけ満開の花枝を垂らし此れ見よとばかり名の通り滝の様に
800年の貫録を見せていた。然し見物している人は数える程少ない。
寂しさを感じた。

樹の下に女性の方が滝ざくらの苗を育てていた。
話を聞くと二三日前にテレビの人が映していたとの事。その後
滝ざくらが知られる様になったらしい。その後三年程して行ってみたら
駐車場が整備され簡単な食堂もあって賑やかな観光地に変わっていた。
苗を求めて庭の隅に植えた。それから40年以上が過ぎた。

一緒に行った妻は居ないが鉛筆の様だった滝ざくらの苗が直径30糎程に
すくすく育って枝垂桜らしく淡いピンクの花を付けて
見る人をなぐさめてくれる。

ここ二三年花を見ていないが今頃になると妻と眺めた
見事な三春の滝ざくらを想い出すのである。
だれがよんだかこんな句がある
「さまざまなこと想い出す桜かな」

                   花ずきの老人
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~入居者の方の短歌が新潟日報に掲載されました~

生活のホームは常に節度あり最高の齢のわれ健やかに
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2023年、4月。 新たな”仲間が。・”