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「障がいのある方もイキイキと働ける環境づくり」 実雇用率4%超え、障がいのある方を多く雇用している企業の取組みとは?

2025.05.30

新潟市の企業や、福祉施設、教育機関などによる、障がい者雇用支援企業ネットワーク“みつばち”が主催する障がい者雇用セミナーが、5月20日(火)に開催され、参加しましたので、ご報告したいと思います。

 

今回は「障がいのある方もイキイキと働ける環境づくり」と題して、株式会社はあとふるあたごの取締役・人事部長の松井様より熱のこもった講演をいただきました。

 

現在では、法定雇用率を優に超える障がい者雇用をされているはあとふるあたご様ですが(なんと実雇用率4%超えとのこと!)、ここに至るまでには人事部内での方向性の食い違いや現場社員の方の理解が得られないなど…苦慮されることも多かったそうです。

 

その課題を解決すべく、代表から社内全体に通達をする、支援機関を招き勉強会を行うなどの取組みを重ねることで、少しずつ足場固めをし、さらに応募前に職場実習のプロセスを取り入れ、スタッフ全員が障がいのある方と一緒に働く中で、目で見て、肌で感じ、良いマッチングに繋がる流れを構築されたとお話されていました。

 

また、障がい者雇用をしたことのメリットとして、現場社員が人を育てる楽しみを実感できたことが大きかったそうです。それまで現場では即戦力を求める風土が強かったそうですが、障がい者雇用を進める中で、「人を育てたい→新卒を受け入れたい」と意識が変わったとのエピソードは非常に印象的でした。

 

さらに、障がいのある方も一人の戦力として人材育成をされており、資格取得などの促しをする中で業務の幅を広げ、モチベーション向上に繋げているとのお話もありました。

 

障がいのある方は、職務の幅や就労時間など特性にあった配慮が必要な場合が多くあります。ただ、そのことを職場側が理解し、その上で社員の可能性を引き出す関わりをすることで、障がいのある方もイキイキと働ける環境ができるのだと感じました。

 

ただ、最後に就労が安定しているからこそ、親や本人の高齢化、周りの社員の変化による共感の減少など、新たな課題が出て来ているとのことでした。

 

このことについては他企業でも同じように困り感を持っているのではないでしょうか。

 

「障がい者雇用の課題、他社ではどうしているのだろう…?」

実は、この“みつばち”主催のセミナーは、講演(話題提供)で先進的な企業から知識やノウハウをお聞きするだけではなく、その後グループに分かれて現在抱えている困り感や他社の取り組みなどについてざっくばらんに相談できる時間をしっかり設けられていることが特徴なのです!

 

この日も様々な立場の方が集まったグループで、それぞれの抱えている課題や他の参加者に聞きたいことなど、どのグループも時間が足りないくらい積極的に情報交換をされていました。

 

次回のセミナーは、8月に開催を予定されています。講演を聞くことはもちろん「現状抱えている課題を多様な分野の方に相談したい!」そんな企業様に是非ご参加いただきたいと思います。ご興味がある方は是非ご検討ください!

 

↓みつばちのリンクを貼っておきます!

新潟市障がい者雇用支援企業ネットワーク“みつばち” 新潟市

 

 

 

 

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