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高次脳機能障がい者の就労支援においては、医療情報を踏まえた個別的な支援と多機関連携が重要であることは広く周知されています。しかし、医療・福祉・労働関係者は相互の連携の重要性を感じつつも、どのように連携したらよいか…？といった悩みを抱えているのが現状ではないでしょうか？

そこで今回、高次脳機能障がい者の就労支援に関わる新潟市内の医療、福祉、労働関係者の『顔のみえる・相談しあえる関係作り』を目的としたワークショップを、新潟市総合福祉会館にて開催いたしました。

3/3当日は、新潟市内外の病院、老健、デイケア、相談事業所、就労支援事業所、特別支援学校、企業、ハローワークなど30ヵ所、38名の方にご参加いただきました。

講演・情報提供では、高次脳機能障がいの就労支援に関する現状の動向や実践報告を、グループディスカッションでは、多機関の支援者でグループを組み、連携に関する現状の課題などをお話し頂きました。

終了後のアンケートでは、「漠然と連携の必要性は感じていたが、今回の講演を聞いて、具体的にどのような点・理由で連携が必要なのか知ることが出来た」、「それぞれの機関にどのような方がいるか、顔を知っているだけで相談のしやすさが違ってくる」、「企業側の意見を聞くことができて良かった」などのご意見を頂戴しました。

今回のワークショップが、今後の『連携』の一助になれたのであれば、嬉しいです。

ご参加頂いた皆様の意見や運営・進行の不手際の反省を、次回の開催に活かしていきたいと思います。

ご講演頂いた講師の皆様、ご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。