巻愛宕の園日記
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巻愛宕の園日記

~心からの笑顔が見たくてがんばる。私たちの取り組みと挑戦~メッセージ~川柳~

2013.02.17

住宅型有料老人ホーム巻愛宕の園の佐藤です

1月~2月にかけて行われたイベントの紹介を致します

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~メッセージ~(巻愛宕の園で入居されている方です)

雑感
北国の冬は暗くて寒い、その上長い其処に(そこに)住む人は
雪のない所に住む人達より春が殊更(ことさら)待ち遠しい。
テレビの天気予報をみる度に雪ダルママークが並んで、西高東低の気圧配置で
決まり文句の説明である。
施設では餅つき大会で搗き立ての餅をいただいたり
節分の豆まきで鬼退治をしたり
冬の行事はすんだあとは暖かい彼岸と花開く春を待つばかりだ
じっと部屋に籠って居ると足腰が我がままになってくる。
ヨガの先生を呼んで指導してもらったり
独自の体操で週2回程体をほぐしている。
職員の方は何かと気を使って下さっている。
皆、喜んで有難いと思っています。
それにしても寒くて長い冬だ。
退治したいのは鬼よりもこの寒い冬である。
               82歳 春待つ男
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~定年後のボランティア~
だいぶ前のことであるが、定年後の生き方に
ついて何気なく思っていたことは
1.定年後も積極的に社会に参加したい
2.それには、今迄の会社人間から社会人に切り替えたい
3.出会いの人々と仲良く生き、仲間作りをしたい
4.出来れば世のため人のためにつくしたい
5.自分で選んだ道は楽しく実践したい
と思いながら、いざ実行しようと思っても前に足は出なかった。
然し、今だと思い家内に相談したら笑われた。
でも、自分に出来る事を出来るうちにやってみたいと思い
某老人ホームでの個人ボランティアとハートグループでの
代償を求めない無償のはたらき
福祉ボランティアを約20年余が過ぎた。
今、体調がすぐれず退会したが、当時の仲間と
時々お会い出来ること楽しみである。
私のモットウは
「常に相手の人生を大切にして上げたい。
 そして、自分の人生も大事にしたい」である。
                     81歳の想い出話
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*2月8日 午前10時08分 永眠されました。
沢山の事を私達職員に教えて下さりました。
出会った事に感謝すると共に御冥福をお祈り致します。
                         巻愛宕の園:職員一同

~川柳~

☆ 待つ人も 居ない故郷が 心ひく

☆ 一日中 降る雪やはり 越後なり

☆ 故郷は 老人なるも 童歌

~短歌~

☆ ホーム 今日餅つく行事 男らは
       こぞって杵もつ 腰しっかりと

☆ 老眼をいとしみ 二、三度 目を閉じて
        その後ゆっくり 新聞読むなり  

☆ 孤独なく ホームの生活明るくて
        一日の行事みな時を守りて

                   93歳 H・K
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2023年、4月。 新たな”仲間が。・”